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香川県の地域ブログ あしたさぬき.JP
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福岡での修行を終え、香川に帰ってきました。
香川を出て、初めて見えたこと。
香川への思い、新しい発見、出会った人たちについて
書き綴っていきたいと思います。

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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年04月08日

おはなし隊

「全国訪問おはなし隊」が
香川県入りしました。

読み聞かせボランティアを
する日が近づいて来ました。

当日の隊長と連絡をして絵本を選び、
スケジュールの確認をしました。

まずは、「えんそくバス」
村上康成さんの絵が素敵です。

それから、「だいちゃんのちびねこ」
これは、私が持っている絵本の中でも
年季モノなので、セロテープで補修して登場。
最後は、大人も子どもも大好きな
「だるまさんの」

どんな「おはなし会」になるのか、
ドキドキです。ああ。  

Posted by ハル at 18:22Comments(0)

2009年02月12日

ウーフで絵本を買う

「4月に合ったテーマの絵本をお持ちください」
読みきかせ学習会の日が近づいてきました。

仕事の帰り、ちょっとだけ遠出して、
丸亀の「ウーフ」へ、絵本を買いに行きました。

「あの~、春っぽい絵本(ああ、なんという国語力のなさ!)で、
お薦めのものありますか?」
秘かに憧れている店長のヨーコさんに尋ねました。
ヨーコさんは、う~んと唸ったあと、
「ええと、これなんか、
春になったらこひつじの毛が伸びて
男の子がこひつじの毛で
新しい服をつくるというお話なんですけど。
絵もきれいですし」
「あ、それから、これは、
女の子が春にお引越しをするという
お話なんです。林明子さんの絵で」
「じゃ、この2冊にします」

ヨーコさんがレジで、2冊の絵本と一緒に
「U:hu通信の2月号」を入れてくれました。
もっとお話したかったのですが、
ドキドキして何も言えず、
お礼を言って店を出ました。

「ペレのあたらしいふく」を読んでいくうちに、
春が本当に待ち遠しくなりました。
ただ…
「こひつじ」という言葉が何度も出てきて、
舌を噛みそうになるのです(笑)  

Posted by ハル at 16:43Comments(2)

2009年01月09日

絵本と子ども

ついこの間まで
「わんわん」しか言わなかった子どもが、
あひるの絵を見て、「がー、がー」

絵本の力が言葉の世界を広げ、
子どもを本の世界へと誘っていくのです。
まさに、川上先生の「児童サービス」を
目の前で実感している日々です。
本の持つ力はすごい!
改めてそう思います。

最近、子どもたちと読んでいて面白かったのは、
つみくさにいったら
おばあさんがヨモギを採りに行って餅を作ったら、
すっごいりっぱな車がお迎えに来て、
豪華な料理で宴が始まり、そして…。
という、ページをめくるたびにわくわくするような絵本。
この絵がなんとも面白くて、楽しくて、
「これって、私の日常かいな」と思わせるような
(おばあさんが酔っ払って、世界がぐるんぐるん回るところなんか)
大人も子どもも楽しめるお話でした。

もっとも、私の飲み友達は、
クマ(ああ、ネタバレだわ!)ではなくて、人間です。
でも、次第に、ずんずんと、トラになります(笑)
新年会、せんといかんなぁ。  

Posted by ハル at 10:16Comments(5)

2008年10月12日

テレニン晃子さんのこと

「ゆりちかへ」本屋に並べられた本の中に、
テレニン晃子さんの名前がありました。

去年の今頃、少なくとも
私が福岡に住んでいた頃には、
彼女は生きていて、
娘にメッセージを送り続けていたのに。
この本が出版されたことは
彼女の死を意味するのだと思うと、
胸を抉られるような悲しみが襲ってきました。

ゆりちかへ」と題された本の中には、
娘への想いと、「生きたい」という希望が
綴られています。

家族との別れは、どんな形であろうとも、
どんな人にとっても辛いものです。
そして、娘を残して死ぬという状況は、
極限の辛さだと思います。

「悲しいのではなく、清々しい」と書かれた
リリー・フランキーさんの帯文に、
溢れる涙が止まりませんでした。  

Posted by ハル at 22:23Comments(0)

2008年08月18日

宮沢賢治の「やまなし」

川島の寺子橋跡の溝が光ったので、
自転車を止めて覗き込むと、
50匹ほどの稚魚の群れでした。
たまたま居合わせた「おかや」のおじさんと
かわいいですねと、
しばらくの間、稚魚を眺めて過ごしました。

娘と、宮沢賢治の『やまなし』の
話をしたばかりだったので、
きらきらと輝く水の世界には、
まるでクラムボンが住んでいるようでした。

去年の夏、『やまなし』を読んだ娘は、
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」がずいぶんお気に入りで、
クラムボンってなんだろうねと、絵を描いたりしていました。
「『やまなし』は、1・2回読んだだけじゃ、その良さはわからないんだよ」
得意そうに宮沢賢治を語る娘が、
可笑しくて、頼もしくて、
そして、嬉しくもあるのです。

忙しくて、怒涛のようなお盆の日々の中で、
まさしく清流のような宮沢賢治との時間でした。  

Posted by ハル at 09:04Comments(0)