2007年12月31日
この道がつなげるもの
2004年の水害以来、川島は日々その姿を変えています。
昨日まで建っていた家が立ち退きになっていたり、
川沿いに並んでいた木が姿を消したり、
ショベルカーが通るための道ができたり、
川島の人たちの中には、新しくできる道への期待と不安が交差していると思います。
そんな中で、変わりゆく川島の姿をカメラに収めている方と出会い、
「はるの日ネット」というサイトを立ち上げました。
カメラのレンズからは、川島を愛する気持ちがぐんと伝わってきて、
川島に住んでいる人が「ああ、ここだ」と頷きたくなるような素敵な写真ばかりです。
春日川沿いに作られた道は、六条橋から坂元橋までの
長い川沿いの道になる予定です。
今造られている道は仮の道ですが、
完成したときに「散歩してみたい」と誰もが思うような道になって欲しい。
知らない人にも思わず挨拶したくなるような、人と人をつなぐ道になりますように。
そう願っています。

昨日まで建っていた家が立ち退きになっていたり、
川沿いに並んでいた木が姿を消したり、
ショベルカーが通るための道ができたり、
川島の人たちの中には、新しくできる道への期待と不安が交差していると思います。
そんな中で、変わりゆく川島の姿をカメラに収めている方と出会い、
「はるの日ネット」というサイトを立ち上げました。
カメラのレンズからは、川島を愛する気持ちがぐんと伝わってきて、
川島に住んでいる人が「ああ、ここだ」と頷きたくなるような素敵な写真ばかりです。
春日川沿いに作られた道は、六条橋から坂元橋までの
長い川沿いの道になる予定です。
今造られている道は仮の道ですが、
完成したときに「散歩してみたい」と誰もが思うような道になって欲しい。
知らない人にも思わず挨拶したくなるような、人と人をつなぐ道になりますように。
そう願っています。
2007年12月30日
讃岐の年越し
いつもは積み上げられている玉盛り蒸籠に番号を振ったラベルが貼られて、谷川うどんの多忙な1日が始まったようです。
「ヨッ」と手を上げる店主に、
「忙しそうやね」
と、声を掛けると、
「今日は、家族総出で徹夜」
と、にっと笑いました。
谷川うどんの店主とは、中学の同級生。
飄々とした雰囲気は当時と変わらず、美味しいうどんと共に懐かしい気持ちにさせてくれます。
「正月は、大分行きや。雪、降るかな」
「佐田岬?大丈夫やろ」
「さぁ、わからんで」
そんな会話をしながら、手を止めずうどんを打ち続けます。
大きな玉盛り蒸籠を抱えたお客さんが「ありがとで」とお金を払って帰る様子を見て、
「やっぱり、讃岐の年末はこうでなくっちゃ」と思いました。
こうして店で食べるうどんも美味しいけれども、年末から年始にかけて
家族や親戚で集まって食べるうどんはまた格別の味わいがあります。
「うどん、いたぁ」
やっぱり、讃岐の年越しはこうでなくっちゃ。
「ヨッ」と手を上げる店主に、
「忙しそうやね」
と、声を掛けると、
「今日は、家族総出で徹夜」
と、にっと笑いました。
谷川うどんの店主とは、中学の同級生。
飄々とした雰囲気は当時と変わらず、美味しいうどんと共に懐かしい気持ちにさせてくれます。
「正月は、大分行きや。雪、降るかな」
「佐田岬?大丈夫やろ」
「さぁ、わからんで」
そんな会話をしながら、手を止めずうどんを打ち続けます。
大きな玉盛り蒸籠を抱えたお客さんが「ありがとで」とお金を払って帰る様子を見て、
「やっぱり、讃岐の年末はこうでなくっちゃ」と思いました。
こうして店で食べるうどんも美味しいけれども、年末から年始にかけて
家族や親戚で集まって食べるうどんはまた格別の味わいがあります。
「うどん、いたぁ」
やっぱり、讃岐の年越しはこうでなくっちゃ。
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2007年12月28日
清水に魚棲まず

運がよければ、今では珍しくなったタナゴやメダカにもお目にかかることができます。
「生活排水がどぼどぼ流れるこんな川で辛抱して、ほんまにご苦労さんですぅ」と、
ねぎらいの言葉を掛けてやりたいくらい貴重な存在です。
福岡に住んでみて、九州の川の美しさに驚きました。
水田に引かれた側溝の流れの美しいこと。
透明な水が湧き出るように流れています。
高い山が多いことが豊富な水を生み出す環境をつくっているのでしょうか。
でも、その川や溝にシジミを見つけることはあっても、魚の姿を見ることは一度もありませんでした。
清水に魚棲まず (せいすいにうおすまず)
美しすぎても住みにくい。
そのことに気づいた瞬間、春日川に親近感を覚えたことは言うまでもありません。
2007年12月27日
川島橋
以前、橋梁関係の会社、つまり、橋を造る会社で働いたことがあります。
現場を測量して、設計を始めて、強度や鉄筋を計算して、
欄干(ファブリック)をデザインして、何ヶ月もかかる工事に取りかかります。
ひとつの橋を造るために、たくさんの会社や人間が関わり、工事を行い、
やがて橋が完成して、人や車が通れるようになるのです。
私が勤務していた会社の設計士さんは優秀な方で、いつも
「俺が設計した橋をどんな人たちが渡るんかなぁって思うたら、それだけでワクワクするんや」
とアツイ眼差しで語っていました。
自分がつくったモノを使ってくれる人を思い、食べてくれる人の顔を思い浮かべる。
そんなモノづくりをしていたら、きっと偽装事件などはおこらないと思うのです。
今、「川島橋」は、春日川の改修工事と共に架け替え工事を行っています。
毎朝登下校する小学生、
ゲートボールに行くおじいちゃん、おばあちゃん、
幼稚園の送り迎えをするお母さんの自転車、
通勤をする自動車。
たくさんの人たちが川のこちらと向こうを行き来するために、長い間働いてきた川島橋。
また新しい橋に生まれ変わっても、
川島の人たちの架け橋として大きな役割を果たしてくれることでしょう。
現場を測量して、設計を始めて、強度や鉄筋を計算して、
欄干(ファブリック)をデザインして、何ヶ月もかかる工事に取りかかります。
ひとつの橋を造るために、たくさんの会社や人間が関わり、工事を行い、
やがて橋が完成して、人や車が通れるようになるのです。
私が勤務していた会社の設計士さんは優秀な方で、いつも
「俺が設計した橋をどんな人たちが渡るんかなぁって思うたら、それだけでワクワクするんや」
とアツイ眼差しで語っていました。
自分がつくったモノを使ってくれる人を思い、食べてくれる人の顔を思い浮かべる。
そんなモノづくりをしていたら、きっと偽装事件などはおこらないと思うのです。
今、「川島橋」は、春日川の改修工事と共に架け替え工事を行っています。
毎朝登下校する小学生、
ゲートボールに行くおじいちゃん、おばあちゃん、
幼稚園の送り迎えをするお母さんの自転車、
通勤をする自動車。
たくさんの人たちが川のこちらと向こうを行き来するために、長い間働いてきた川島橋。
また新しい橋に生まれ変わっても、
川島の人たちの架け橋として大きな役割を果たしてくれることでしょう。
工事中の川島橋。 1月中旬から工事が 本格的にスタートします。 | ![]() |
2007年12月26日
香川を愛し、高松が好きで、川島に骨を埋める

香川は田舎やど~!
うどんしかないど~!
讃岐弁はごっついど~!
でも、
香川を愛しています。
高松が好きです。
川島東町×××に骨を埋めることにしました。
具体的には、家の隣の墓地にお骨が入ります。ここ→
な、なんか、リアル過ぎる。
川島レポのスタートです。