あしたさぬきインフォ
香川県の地域ブログ あしたさぬき.JP
プロフィール
ハル
ハル
福岡での修行を終え、香川に帰ってきました。
香川を出て、初めて見えたこと。
香川への思い、新しい発見、出会った人たちについて
書き綴っていきたいと思います。

川島商店街の情報はこちら
●商店街の紹介

ハルの福岡情報はこちら
●nonnon in fukuoka

アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人
ハルへメッセージ

 

この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  
Posted by あしたさぬき.JP at

2010年01月29日

おばけ探知機、ばけたん

「センセイ、こわい本、ありますか?」
「怪談の本、どこですか?」
こんなに寒い日が続いても、
子どもたちは怖い本を求めて
図書室にやって来ます。ぞぞぞ~っ。

さらに、「おばけ探知機」なるものを持ち込んで、
図書室の隅で、「ギャー、出た!」
などと、盛り上がっているわけです。

おばけ探知機『ばけたん』
おばけがこんなもんに反応するか?
まさか、私に反応しとんちゃうやろな?

そして、「ね、これ、体育館のトイレに持っていったら、
絶対反応するよね!」と、
ばけたんを握りしめて駆けて行ったのでした。寒っ。  

Posted by ハル at 20:09Comments(2)ハルのこと

2010年01月25日

縁あって、ギター

その昔、
男子たちはこぞってギターを片手に
アルペジオを練習し、
Emだ、Amだと、コードを覚え、、
すべては女の子にモテたいが故に、
涙ぐましい努力をした!
という時代があったのです、1970年頃。

で、その名残が倉庫から出てきまして、
その頃オトメだった(ああ)女子は、
縁あってギターを習いに行くことになったわけです、2010年。

年月が経つのは、オソロシイものです。
ギターもオンボロやけど、
脳ミソもオンボロです。
ペグも錆びてるし、
ボディも曇っとる。

けど、なんというか、心臓だけは強いので、
度胸だけでレッスンに通っているわけです。
縁あって、ギター。
どうなることやら。  

Posted by ハル at 19:44Comments(4)その他

2010年01月18日

手仕事

休み明けの図書室の寒さに
身震いする日々でした。

壁かざりに羽子板とコマを作りましたが、
なんだか物足りない。
で、思い出したのが、
ずっと前に近所のおばあちゃんにいただいた
和の手作り品。

鞠や、貝合わせのストラップ(なんかなぁ?)
草履の形をした財布。
古い布を裁断して、チクチク縫い合わせた
おばあちゃんの手仕事の品々です。

これを、図書室の中央にさりげなく並べると、
睦月らしく和の雰囲気になりました。
素敵です。

正直、いただいたときに「どうしようか」と
棚にしまったままだったのですが、
思いがけなく図書室で大活躍することになりました。
天国のおばあちゃんに、感謝です。  

Posted by ハル at 23:35Comments(0)その他

2010年01月13日

『かいじゅうたちのいるところ』

たぶん、この本を読んでもらった子どもたちは、
もうお父さんやお母さんになっていて、
ほんでもって、寝る前に子どもたちに
「この、かいじゅう!」などと
声優のごとく毎晩本を読んでいるに違いない。

『かいじゅうたちのいるところ』

出版されて、30年以上、
世界中の子どもたちに愛され続けてきた本です。
映画化して欲しいような、
でも、絵本のままで置いていて欲しいような、
ちょっと複雑な気持ち。
河合隼雄さんもよくこの本を取り上げていました。
絵本フェスティバルで、このかいじゅうの
パペットやぬいぐるみを見つけて
嬉々としたことがあります。
買わなかったけど(笑)

マックスになるには、
とうに賞味期限が過ぎてしまいましたが、
せめて気持ちだけでも、マックスになって記念写真。
  

Posted by ハル at 21:04Comments(4)

2010年01月12日

ドラマチック!四国

ウェルカム四国のサイトには、
四国ゆかりのテレビドラマというリンクがあって、
「ウェルかめ」「坂の上の雲」「竜馬伝」
ないじゃん、香川県。
でも、その下に
「ミシュランガイドブックに、
栗林公園と道後温泉が三つ星に!」

「高知と愛媛、どっちが好き?」
長い間このふたつの県で過ごした夫に訊くと、
「う~ん、どっちも捨てがたいな。
ま、どっちにしても、
香川よりは住みやすいわな」
そ、そうなんか。
香川よりは、な。

それにしても、テレビの影響は大きいです。
ドラマチック!四国のブームは、
ここ1年くらい続きそうです。

やや愛媛に傾いている私は、
「やっぱり『坂の上の雲』だよな」と、
饅頭を食べとります。
  

Posted by ハル at 20:37Comments(0)香川のこと

2010年01月09日

山トモ

「こないだ、山に登っとったのぉ」
「えっ?」
リビエールシライのおじさんに話しかけらました。
こないだ、というのは、元旦の朝。
ご来光を見るために由良山に登ったうちの一人でした。

頂上まで登ると、知っている顔がぽつぽつと見えて、
「なんか、山を共有しとるみたいでええなぁ」と、
みんなで新年が明ける瞬間を見守ったのでした。
山友。山トモ。山友だち。
なぁ、ちょっとその辺でワルさをしよる中学生たち、
山、登ってみいや。
などと、五十路を過ぎたおばちゃんは
元旦早々思ったのでした。

山に登ったあとおすすめなのは、
ベースキャンプの「樹音の森」でコーヒーを。
セルフやけど、150円で本格的な味わいです。
「枯れ葉は枯れ葉のように、若葉は若葉のように生きればいい」
ううむ、これは深いよなぁなどとうなり、
加藤諦三の本を読みながら、
ぼぉぉ~っとしている人がいたら、私です。  

Posted by ハル at 15:56Comments(0)川島のこと

2010年01月03日

おじさんの長靴

倉庫の掃除をしていたら、
黒い長靴が出てきました。
カラフルな長靴が出回っている今では、
黒い長靴は、やや古くさい感じがします。

昔、といっても、ほんの少し前まで
川島交差点の角に1軒の本屋さんがありました。
そこのおじさんは背の高い、
ちょっと日本人離れしたような
ヨーロッパのどこかの国にいても
全然違和感がないような
不思議な雰囲気を持った人でした。

美術館の受付をしていた頃、企画展が始まると
ひょっこり一人でやって来る背の高いおじさんがいました。
手にはコウモリ傘、足元は黒い長靴。
あの本屋のおじさんだ。
ひと目見てわかりました。
少し猫背の、背が高いおじさんは、
ユーモラスな風貌と穏やかな人柄で、
たちまちスタッフの人気者になりました。
本当に絵を見るのが好きだという風に
気に入った絵の前では
いつまでも立ち続けていました。

「最近、長靴のおじさん、見かけないよね」
美術館でそんな話が出た頃、
おじさんが亡くなったことを知りました。

黒い長靴を見て、またおじさんに出会ったような
なつかしい気持ちになりました。  

Posted by ハル at 22:02Comments(8)川島のこと

2010年01月01日

雑煮

香川で生まれ、
香川で育ったにもかかわらず、
大きな声では言えませんが、
あん餅雑煮が苦手な私。

「なんで、うちの家の雑煮には、あんこが入っているのか?」
子どもの頃から、ずっと疑問に思っていて、
「テレビで見たすまし汁の雑煮が食べたい!」
と言うと、家中からのバッシングを受け、
非国民、いや、村八分、キリシタンのごとく、
肩身のせま~い思いをしてきたのだ、とほほ。
「あん餅雑煮」(ありえないよ~)なるものが、
香川県独特のものであることを知ったのは、
かなり大きくなってからのこと。

正月だけは、非香川県民でもええから、
あん餅雑煮のない平和な年始を迎えたい。
ということで、今年も、
2種類の雑煮をせっせと作らんとあかんのです。


あん餅雑煮、あかんわ。  

Posted by ハル at 21:51Comments(4)香川のこと