2007年12月27日
川島橋
以前、橋梁関係の会社、つまり、橋を造る会社で働いたことがあります。
現場を測量して、設計を始めて、強度や鉄筋を計算して、
欄干(ファブリック)をデザインして、何ヶ月もかかる工事に取りかかります。
ひとつの橋を造るために、たくさんの会社や人間が関わり、工事を行い、
やがて橋が完成して、人や車が通れるようになるのです。
私が勤務していた会社の設計士さんは優秀な方で、いつも
「俺が設計した橋をどんな人たちが渡るんかなぁって思うたら、それだけでワクワクするんや」
とアツイ眼差しで語っていました。
自分がつくったモノを使ってくれる人を思い、食べてくれる人の顔を思い浮かべる。
そんなモノづくりをしていたら、きっと偽装事件などはおこらないと思うのです。
今、「川島橋」は、春日川の改修工事と共に架け替え工事を行っています。
毎朝登下校する小学生、
ゲートボールに行くおじいちゃん、おばあちゃん、
幼稚園の送り迎えをするお母さんの自転車、
通勤をする自動車。
たくさんの人たちが川のこちらと向こうを行き来するために、長い間働いてきた川島橋。
また新しい橋に生まれ変わっても、
川島の人たちの架け橋として大きな役割を果たしてくれることでしょう。
現場を測量して、設計を始めて、強度や鉄筋を計算して、
欄干(ファブリック)をデザインして、何ヶ月もかかる工事に取りかかります。
ひとつの橋を造るために、たくさんの会社や人間が関わり、工事を行い、
やがて橋が完成して、人や車が通れるようになるのです。
私が勤務していた会社の設計士さんは優秀な方で、いつも
「俺が設計した橋をどんな人たちが渡るんかなぁって思うたら、それだけでワクワクするんや」
とアツイ眼差しで語っていました。
自分がつくったモノを使ってくれる人を思い、食べてくれる人の顔を思い浮かべる。
そんなモノづくりをしていたら、きっと偽装事件などはおこらないと思うのです。
今、「川島橋」は、春日川の改修工事と共に架け替え工事を行っています。
毎朝登下校する小学生、
ゲートボールに行くおじいちゃん、おばあちゃん、
幼稚園の送り迎えをするお母さんの自転車、
通勤をする自動車。
たくさんの人たちが川のこちらと向こうを行き来するために、長い間働いてきた川島橋。
また新しい橋に生まれ変わっても、
川島の人たちの架け橋として大きな役割を果たしてくれることでしょう。
工事中の川島橋。 1月中旬から工事が 本格的にスタートします。 | ![]() |
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―春日川に架かる橋― Photos by T.Yoshikawa |