2008年01月30日
昭和の大雪

たくさんの避難民や死者までが出た
というニュースを聞いて、
41年前のことを思い出しました。
夜半から降り始めた雪が積もり、高松は大雪に見舞われました。
明け方の薄暗い中、家の外がピカピカ光っていたので、てっきり
「うちにドロボウが来て物色しているのだ!」と思いました。
怖くて布団をかぶって寝た記憶があります。
今から思うと、屋根に積もった雪がドサドサと落ちるときの光だったのですが(笑)
朝起きると、雪は私の膝上をとうに越えていて、
学校のことなどすっかり忘れて、
雪だるまや、かまくらを作って1日中遊びました。
確か、このときの雪で兵庫町や片原町のアーケードが壊れたのだと記憶しています。
子どもは学校が休みだと遊び呆けていましたが、
大人は、仕事の手配に、家の軒の修理と、大変そうでした。
次の日、学校に行くと、遠距離の家の生徒でも大雪の中を歩いて学校に来ていたらしいという話を聞きました。
学校に行くという発想さえもなかった私…。
「家から歩いて5分のヒトでも、学校に来ていなかったのにねぇ」
と、担任の先生から嫌味を言われて、居心地の悪い思いをしました。
昭和43年のことです。