2008年03月22日
本日は、研ぎ日和

包丁を研ぎたくなります。
研いでくれるのは、うちのじいちゃんなのですが。
この出刃包丁は、
近所で鍛造業
(あまり聞きなれないのですが)を
している馬場さんが作られたもの。
手作業で包丁を作っている職人さんも
だんだん少なくなりました。
「川島でよう切れる包丁を作っりょるとこあるやろ。知らんなぁ?」
「あ、それ、うちの近くの馬場さんだ」
ということで、頼まれた包丁のついでに
買い求めた出刃包丁です。
ここの包丁は、ほんまに、よく切れます。
作業場を通ると、トントン、カンカンと、作業をしている音がします。
でも、おじさんは職人気質の寡黙な人なので、中を覗きたい気持ちをぐっと抑えて通過します。
まるで、鶴の恩返しのじいさま、ばあさまのような気分なのですが。